鈴虫の飼育方法はそこまで難しくありませんが、非常に寿命の短い生き物ですから誤ったお世話をすれば、自らその寿命を余計に短くしてしまうことに繋がりかねません。
ですから今回は正しい飼育方法をお伝えしていきます。
これから鈴虫を飼いたいと考えられている方は必見です。
水やり
鈴虫は基本的に水をよく飲みます。
ですから怠らずにしっかりと新鮮で綺麗な水を与えて下さい。
与え方は直接水入れに注ぐのではなく、水苔に水を含ませて下さい。
直接注ぐと鈴虫が溺れてしまう可能性があるからです。
水苔なら適度に水を飲めるだけでなく、ちょうど良い足場にもなります。
もし水分が不足してしまうと、鈴虫同士が共食いをして水分補給をしようとしてしまいますので、十分注意が必要です。
マットの交換
鈴虫を飼育していると、生き物なのでもちろん糞尿が溜まってきます。
溜まってしまうと衛生的に良くなく、カビや小ハエやダニの原因になります。
ある程度汚れたら新しいマットに交換してあげて下さい。
餌やり
キュウリやナスはスライスして爪楊枝や竹串に刺します。
それを土に立てて与えます。
定番のキュウリやナス等の野菜、市販の固形のタイプの餌、煮干しや鰹節等の動物性タンパク質、全てを満遍なく基本的には与えて下さい。
鈴虫は雑食性ですから、イメージだけで野菜を与えてしまうと、これもまた共食いの原因になります。
餌を直接土に置いてしまうとカビが生えます。
避けましょう。
その他にもリンゴや人参を与えるのも良いようです。
その時家にあった食材を活かすことが出来るのも、鈴虫が飼いやすいと言われる所以なのではないでしょうか。
まとめ
いくら鈴虫の飼育は難しくないとは言っても、やはりどの世話の工程でも必ず注意点が付きまといます。
それを知っておくか、知らないままでお世話をするかでは鈴虫に与える影響はまるで違うものになってくると思います。
大切な家族の一員であるペットの鈴虫であるからこそ、しっかりと鈴虫にとって最善の飼育方法で快適な環境与えてあげたいものです。