鈴虫を飼ってみたいと思った時に、いざ飼うとなるとその前に寿命ってどのくらいなんだろうと考えますよね。
生き物を飼い始める前には、その生き物の寿命を知っておかなければなりません。
また、平均寿命を知った上で、少しでも長生きしてほしいと思うのも当然のことです。
今回は鈴虫の寿命についてと、長生きさせるためのコツをまとめていきます。
鈴虫の寿命
鈴虫の寿命は約4-5カ月くらいと言われています。
細かく成長過程別に見てみると、
卵から幼虫になる期間 →越年期8カ月
羽化から成虫になる期間→約2カ月ちょっと
成虫の期間 →約2カ月ちょっと
となっています。
5-6月にかけて生まれたら、10月前後には亡くなってしまうのです。
私たちが温度管理などの飼育環境をどんなに気を付けていても、冬を越すことはありません。
また、オスよりもメスの方が少しではありますが長生きするようです。
鈴虫は、オスよりもメスの方が強く体も少し大きいのが特徴です。
鈴虫の共食いでは、産卵期にメスがオスを栄養補足のために食べてしまうほどです。
長生きさせるために
鈴虫の寿命って短いんですね。
とても悲しいですが、少しでも延ばしてあげるために出来ることをしましょう。
- タンパク質をしっかり与える
メスがオスを共食いしてしまえば、寿命以前の問題で亡くなってしまいます。
完全に防ぐことは難しいかもしれないですが、タンパク質である煮干し等を不足なく与えることが対策になります。
- 土を乾燥させない
土が乾燥してきたら、霧吹きで湿らせてあげて下さい。
ただしこの時の注意点は、霧吹きから鈴虫には直接水がかからないようにしましょう。
- 共寝させない
先述しました通り、メスがオスを共食いしてしまう可能性があります。
もし食べられなかったとしても交配の後に亡くなってしまうことが多いようです。
種を残すためには、それほどのエネルギーを使うと言うことなのでしょうか。
共寝も自然の摂理ですので、オスメス分けずに一緒のケースで飼うのはもちろん悪いことではありません。
ただ今回の寿命を延ばすと言う点では別々のケースで飼うのも1つの選択肢なのではないでしょうか。
まとめ
鈴虫をペットとして可愛がりたくても、平均寿命が短いのは悲しいですよね。
でも色々と工夫することで少しでも長くなるならぜひ試したいですよね。