夏が終わって、秋が訪れたのは教えて感じさせてくれるのは、皆さんにとって何でしょうか。

私が1番に思い付くのは、秋の虫の代表と言っても過言ではない、鈴虫とコオロギです。

どちらも秋の風物詩として有名ですよね。

しかし両方ともイメージが似ていて、あまり細かい違いまでは広く認知されていないと思います。

見た目や鳴き声、共に特別大きな違いを持たない上に、都会で暮らしている人々にとってはあまり見かけたり鳴き声を聞く機会もないので、馴染み深いものとは言えないのではないのでしょうか。

今回は鈴虫とコオロギの特徴の違いについて詳しく見ていきます。

鈴虫 コオロギ 違い

鈴虫

鈴虫の体長は17-25mmで、頭が小さいことと幅広い羽が特徴です。

実はコオロギと同じく、バッタ目コオロギ科と言う分類の仲間なので、鈴虫もコオロギの1種なのです。

だから両方が似ている、と言うことで納得もいきますよね。

鈴虫の羽にある脈の1部分がヤスリのようになっています。

これを左右に震わせて音を出しています。

この音色はオスからメスへの求愛行動なので、メスは鳴きません。

鈴虫と言う名前の由来になっているように、音色は鈴を細かく振った時に似たような「リンリン」と言った綺麗な音が特徴です。

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コオロギ

本来コオロギと言うのは、コオロギ科に属している昆虫全般のことを指す呼び方ですが、今回は皆さんが一般的にイメージする種に限定して紹介していきます。

体長は40mm程度あり、太い後ろ足が特徴です。

鈴虫とサイズを比較してみると約2倍はありますので、見た目からして結構な違いがあります。

個人的な印象としては少しバッタのような形にも見える気がします。

立派な羽をもっていますが飛ぶことは出来ず、羽の一部のヤスリ状になっている部分で音を出し鳴いています。

コオロギも鈴虫と同じく、基本的にはオスがメスへの求愛行動として鳴いているようです。

コオロギの鳴き声は「コロコロコロ」や「リュリュリュ」と言ったもので、種類によっても異なってくるようです。

中には鳴かないものもいます。

まとめ

鈴虫とコオロギ、同じ仲間なのでもちろん似ているのですが、改めてよく見ると全然違う生き物であることが分かります。

秋になって音色を聞く機会があれば、2種類の鳴き声を聞き比べてみても楽しいかもしれません。

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