電話相手に鈴虫の鳴き声を聞かせようと思ってもなかなか相手に伝えることができなくて困ってしまったという人もいるかと思いますが、鈴虫の鳴き声の周波数について知ることによって、解決することができるのです。
鈴虫の鳴き声は外国人や電話の相手には聞こえないのか?
実際に鈴虫の鳴き声を電話をしている相手に聞かせてあげたいと思って受話器を近づけたけれども相手に聞き取ってもらえなかったという人もいるかと思います。
鈴虫をはじめコオロギ科の仲間達は固有の周波数(音の高さ)と音色を持っており、それぞれが重ならない様に、鳴き声を変化させて仲間にシグナルを送っているのですが、鈴虫の一番大きな目立つ音の周波数は4500ヘルツなのです。
電話で相手に聞かせてあげたいと思っても電話は人間の声が聞き取れればいい様に作られていて固定電話でも携帯電話でも300Hz~3400Hzの音しか送れないため、鈴虫の電話を聴かせることはできないようになっているのです。
また、日本人の耳と、外国人の耳は違いがあり、「声」として認識できるのは、世界中で日本人とポリネシア人だけで、外国人にとっては雑音だと認識してしまうのです。
鈴虫の2種類の鳴き声があるのです!
鈴虫の鳴き声は2種類あるのです。
そして状況に応じて鳴き方が違いもちろん周波数も変わってくるのですが、『ひとり鳴き』は(リー、リー)と聞こえ、競い鳴きの場合は(リーンリーン)仲間と競い合うように聞こえるのです。
また、競い鳴きの場合は周波数、つまり音程を羽を擦り合わせるスピードで変化させているのです。
まとめ
鈴虫の鳴き声には『競い鳴き』『ひとり鳴き』という2種類あるのですね。