綺麗な音色が特徴的で風物詩でもある鈴虫、今やペットショップでも飼育キットと一緒になって売られていることも珍しくありません。
飼育方法もそんなに難しいことはなく、手軽に育てられることから子供にも人気があります。
夏休みの自由研究の題材にも選ばれる存在のようですね。
そんな人気な鈴虫の飼育方法、どんな土を使ったら良いのか等ご紹介します。
ぜひマスターして鈴虫の音色に癒されてみてはいかがでしょうか。
飼育する上で土はどのようにするのか!?
鈴虫の飼育に欠かせないのが土です。
鈴虫の購入時に飼育キットとして土が含まれていれば問題ないのですが、もし無ければご自身で準備する必要があります。
鈴虫専用の土が売っているのでそれか、園芸用の保水性を保てるピートモスでも代用可能です。
鈴虫の土は乾燥させてはいけませんので、必ず保水性のあるものにして下さい。
また、常に霧吹きで土を湿らせる必要があります。
オガグズなどを入れている方もいるようですが、コバエの発生に繋がります。
なのであまりオススメは出来ません。
もしもカビの発生が気になるのであれば霧吹きを辞めて、小さな容器に水苔を浸し入れ水置き場を設置すると良いと思います。
土を入れる量ですが、4-6cmほどが目安になります。
あまり土の量が少なくて厚さが薄すぎると、上手く産卵が出来なくなってしまうようですので要注意です。
卵の飼育方法
鈴虫は大体の場合、オスメスのペアで売られていることが多いようです。
ペアリングが上手く成功すれば、直径3mm程度の細長い卵を産みます。
1匹が産む卵の数は約100-150個ほどです。
まれに飼育ケースの断面からも見られます。
卵の乾燥を防ぐためにケースと蓋の間に保湿シートや新聞紙を入れると良いでしょう。
越冬には土も凍らないようにすることが重要です。
成虫は冬を越えることが出来ませんが、生きた証に頑張って残した卵は私たちが大切に育ててあげたいですよね。
まとめ
鈴虫は非常に寿命の短い生き物ですから、きちんと正しい飼育方法をして少しでも長生きしてほしいものです。
しっかりと飼う前に知識を入れて誤った育て方をしないように気を付けましょう。