鈴虫はその美しい鳴き声に惹かれ、自宅で飼育している人もいるほど、日本ではポピュラーで人気のある生物です。

生きていられる時間は短いですが、繁殖し卵を産ませることができれば、次の年も鈴虫の鳴き声を楽しむことができます。

しかし、卵から産まれたばかりの鈴虫の幼虫は、成虫した鈴虫とは少し違います。

飼育方法も成虫とは変わってくるのでしょうか。

幼虫の餌には何を用意したほうがいいのでしょうか。

今回は、鈴虫の幼虫を飼育する際の餌についてまとめてみたいと思います。

鈴虫 幼虫 餌

鈴虫の幼虫の餌はなにがいい?

基本鈴虫という生き物は、雑食なので何でも食べてくれます。

お店で市販されている餌でも何の問題もないです。

このあたりも鈴虫が飼育しやすい生物と言われる所以でしょう。

雑食なので、何を与えても良いのですが、鈴虫の餌としてよく挙げられるのが野菜や果物です。

中でもナスやキュウリ、リンゴなどを与えている方が多いようです。

幼虫に与える餌も成虫と同じでかまいません。

ただし、たんぱく質を多く摂取することにより、成長が促進されますので、かつお節などのたんぱく質を含むものを与えるとよりいいと思います。

また、たんぱく質が足りなくなると、共食いになってしまうことがあるらしく、共食いを防ぐ意味も込めて、たんぱく性の餌は必要になってくると思われます。

鈴虫を自宅で飼っている方は、飼育容器に専用のマットを入れている方が多いと思います。

このマットに直に餌を置きますと、カビが発生する原因になりますので、小さく切った果物などを爪楊枝などに刺して設置することをおすすめします。

悪くなりやすいキュウリなどの野菜は、日ごとに新しいものに取り換えるのも忘れないであげてくださいね。

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まとめ

今回は鈴虫の幼虫を飼育する際の餌についてまとめてみました。

幼虫には特にこれを与えなくてはいけないというものはありませんが、たんぱく質が不足すると、共食いによりほかの個体からたんぱく質を摂取しようとしますので、たんぱく質を含む餌を与えることをおすすめします。

飼っている鈴虫が共食いで全滅してしまったというケースもありますので、餌には十分注意するようにしてください。

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