鈴虫の鳴き声はとても癒されるのですが、どうして鈴虫が鳴いているのかを知らないという人もいると思います。
鈴虫の鳴き声の意味について調べてみましょう。
鈴虫の鳴き声の意味とは?
秋の鳴く虫として代表格となっている鈴虫。
風情のある鳴き声で鳴くことが特徴的です。
『リーンリーン』と複数回繰り返される鳴き声を一度は聞いたことがあるという人も多いかと思いますが、鈴虫の鳴き声の意味まで知っているという人は少ないのではないでしょうか。
鈴虫の鳴き声の意味はメスへのアピールで、求愛行動なのです。
自分にとっていいメスがいると1匹のオスが鳴き出し、するとほかのオスたちも鳴き出してあの大合唱になります。
美しい音色は、オスがメスに選ばれるために競い合っている声なのです。
また、オスはさらに羽の根元からメスが好きな匂いを出してメスを寄せ付けることができるようになっていて、私たちが癒されると思っている音は実はオスが一生懸命アピールしているということなのです。
一年中鈴虫の音色が聞こえる場所があるのです!
秋に鳴くイメージが強いのですが、実は、一年中鈴虫の音色が聞こえる場所があり、その場所は京都の観光エリア・嵐山にある華厳寺です。
どうして一年中鈴虫の音色が聞こえるのかというと、華厳寺では約5000匹もの鈴虫を飼育している建物があり、温度管理がされているため一年中鈴虫の音色を聞くことができるようになっているのです。
まとめ
鈴虫の鳴き声はオスからメスへの求愛行動なのですね。
通常は夏~秋に聞くことができる鳴き声ですが、京都の華厳寺のようにしっかりと温度管理をすることによって、一年中鈴虫の音色を聴くことができるのですね。