鈴虫は日本で最も古くから家庭で飼育され、その綺麗な鳴き声で多くの人から親しまれてきました。

そんな鈴虫を飼う楽しみの1つは毎年卵を産み、そこから孵化した幼虫を育て何年にも渡って関わり飼育できることです。

同じ個体ではありませんが、長期に渡って鈴虫の飼育をすることが出来ます。

鈴虫のケースの選び方等飼い方について今回はまとめます。

鈴虫 飼育 ケース 大きさ

飼い方

鈴虫はペットショップで売っている場合、大体は小さいケースに入って売られています。

ただ鳴き声を楽しむだけなら、この中に野菜であるキュウリやナス、タンパク質である鰹節や煮干しを入れるだけで十分育ちます。

しかし少しでも長く生きて卵を産んでほしいと思うのであれば、容器の大きさを見直す必要があります。

ケースが小さ過ぎる場合は大きい物に変えたり、鈴虫は暗い場所を好むのでケース内に木の枝や植木鉢を入れて日陰を作ってあげます。

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ケースの大きさ

飼育のケースの大きさは鈴虫を何匹飼うかによります。

鈴虫の数が多いのに、それに対して小さなケースで狭くしてしまうと、共食いが起こる可能性も高まりますので要注意です。

10匹ほどの鈴虫の場合は大きめのガラス瓶や植木鉢で簡単に代用することも出来ます。

ある程度まとまった数を飼うならガラス張りの水槽の方が良いかもしれません。

一応今回は飼育用のケースで飼うことを前提としているので、その大きさと鈴虫の数の目安をまとめます。

Lサイズ、、、ケースの幅30×奥行20×高さ20(cm)、、、20匹

Ⅿサイズ、、、ケースの幅20×奥行15×高さ15(cm)、、、10匹

Sサイズ、、、ケースの幅20×奥行10×高さ10(cm)、、、5匹

大体の目安になるので、もちろん前後しても他の物で代用しても構いません。

ですが安さを求めるばかりに、鈴虫に負担がかかることはないようにしましょう。

まとめ

鈴虫は毎年同じ血種のグループだけでずっと飼い続けると、増えにくくなったり、鳴き声が悪くなることがあると言われているようです。

難しいかもしれませんが、時々他の人が飼っている鈴虫のグループと一部の個体を交換したり、新しく血種の鈴虫を仲間に迎え入れることで、ある程度防ぐことが出来るかもしれません。

鈴虫の観察をこのように長い期間にかけて出来る虫は非常に珍しいです。

そんな鈴虫を大切に毎日観察して、少しでも長く一緒にいられるようにしたいですね。

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